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メールマガジン019号 比重、密度、単位体積重量

 昨年からずっと気になっているのが表題の件です。訪問者が何をキーワードにして佐藤渡辺のサイトに来たのか調べていると、「鉄筋 比重」、「舗装 比重」とか「アスファルト 密度」、「比重と密度の違い」、「かさ密度 空隙率」、「みかけ密度」、「砕石 単位体積重量」とかで来る人が目立つのです。
 昨年から件数の多かったキーワードはデータベースとして記録しているのですが、キーワードだけで 400件近く、そのキーワードで来た人は、ものによっては 100人を越えることもあり、一日に 3 - 4,000もある検索エンジンからの来訪を全部調べるわけには行かず、せいぜい、多い方から 50程度しか調べていないので、こうした類の検索で来た人は数千人はいるのでしょう。多分、建設用語中辞典の開設以来だと、数万件は越えているだろうと思います。
 たいていは比重とかの数値を求めて来られるのだと思いますが、アスファルト舗装だのコンクリートだの、アスファルト、セメント、いろんな種類の砂利、砂の混ぜものを扱っている者としては、なかなかに一つの数値で答えるわけにもいかないところがあるのです。常識的な値というのがあるだろう、と言われれば確かに割り切った世界もあって、橋とか建築物の設計では鉄筋コンクリートでは比重を 2.4とする、無筋コンクリートは 2.3とするとか(確かな数字ではありません)しないと実際のところ設計できません。道路橋示方書では単位体積重量でコンクリート 23.0 kN/m3鉄筋コンクリート、PCコンクリートでは 24.5 kN/m3となっているようです。国土交通省制定土木構造物標準設計もそうです。作ってみないと正確な値はわかりませんし、全部が完全に一様でもありませんから。
 アスファルトと砂利、砂の予測はできますし、ある範囲内には入っていると思いますけど。予測のためにはアスファルト、セメント、砂利、砂の比重とかを計っておく必要がありますけど。まあ、ある程度、常識的な値は示すことはできるかな?と思っています。
 それはそれとして、ややこしいのは比重、密度、単位体積重量の関係です。ネットで検索して理解しようとすれば混乱すること請け合いです。関係が非常に混乱しているのです。
 ときどき、生コンとか生モルタルの比重を求めて建設用語中辞典に来る人がいます。何のために必要なのか?と思いますが、無筋コンクリートの比重とほとんど同じでしょう。水でドロドロになっていますが、この水は乾燥するのではなくて結晶水としてセメントと化合して岩石になり取り込まれてしまいます。乾燥するのは表面のごく一部で、それもなるべく乾燥しないように、覆いをかけたり水を散布したりします。水が多すぎれば乾燥するのではないか? 確かにそうですが、コンクリートと呼ばれるくらいのものでは、水が多ければ結晶水の多い軟らかい岩石になり、少なければ硬い岩石になるのだろうと思います。一番強くなる水量というのもあるはずです。
比重
 まず、確からしい定義をWikipediaで調べて書いておきます。
 比重とは、ある物質の質量と、それと同体積の基準となる物質の質量との比である。
  いつのころから変わったのかしりませんが、水と比較してではないのです。
  しかし、通常は4℃の水と比較して、とあるので常識まで変える必要はないでしょう。
  気体の場合は通常は 20℃の空気と比較してだそうですが。
 英語では以前は specific gravityと言っていたのですが、Wikipediaによると ralative densityとなっています。
  (specific gravityを引くと自動的に ralative densityのページに移動するのです。)
  そして質量の比ではなくて密度の比となっています。まあ、これは同じと言えば同じですが。
  日本語版で密度の項に物理学では比重といわず比較密度という、とあり、これがralative densityでしょう。
 ここで確かな定義のはずがおかしくなるのですが、「"specific gravity" "relative density" definition」で
 検索をかけると、いくつかの別の見解が出てきます。
 その1 specific gravityでは必ず 4℃の水が基準になる。
 その2 relative densityは relative density 15/0というように、15℃の物体の密度と0℃の水の密度との比
    というように、表示する。つまり水は 4℃である必要はなく比較する物体の温度も示すとなっています。
    記述の詳しさから見て嘘ではないのでしょう。
 その3 relative densityは密度が最大になる 3.98℃の水の密度との比である。

 これだけで十分に混乱します。しかし、あくまで通常は4℃の水と比較して、という常識は変える必要はないでしょう。
 どれを見ても比であることには変わりはないので、比重には単位はありません。
 しかし、ネットで「比重」で検索するとトップに出てきますが、鉄 7.87として、単位に(g/cm3)が記されている例が
 一つならずあります。さらに、ネットの掲示板で見ると、多分、大学の試験問題と思われるものに
 「シリコンの原子量を28、アボガドロ数を 6.0×1023/molとするとシリコン単結晶の比重は、
  何 g /cm3となるか計算せよ。」
 というのが出てきたりします。これに対する回答として問題自体が間違っています、などの指摘があります。

 真比重という言葉もあります。たいていの物質は内部に空隙があったりしますが、
 それを除いた比重という意味です。常識的には比重と言えば真比重をイメージしていると思いますが、
 実際にはかさ比重をイメージしているということが多いと思います。土の真比重というと、
 土を構成している一つ一つの粒は元々は岩石が風化したものなので、比重は 3とかになります。


密度
 これはあまり混乱はなくて Wikipediaの日本語版も英語版も単位体積あたりの質量となっています。
 気になるのはどちらも温度に関する記述はありません。
 ということは、密度は何℃での密度かを示す必要があるのだろうと思います。
 いずれにしても、これは g/cm2とかの単位があります。
 ここでまた、ネットで検索すると
  重さ=質量×重力の加速度=M*G
  質量の算出に質量密度というものを入れますね。
  例えば、1立方センチ(1*cm3)の水と1立方センチ(1*cm3)の鉄では重さがが違いますので、
  ここに密度という考えがでますね。ここに出てくる密度には単位はありません。
 みたいなもっともらしい誤った記述が出てきたりします。ですが、まあそれほどの混乱はなさそうです。
 常識的には密度の数値だけを比較すれば比重と同じということでいいのだろうと思います。
 実は Wikipediaには水の 4℃における密度は、
  約 4℃での大気圧下の空気等が溶けていないときの密度は0.999972g/cm3
 とありますが。そう気にする必要はなさそうです。計測方法が進歩してこういうことになったのでしょう。

単位体積重量
 これは日本語版の Wikipediaには出ていません。英語版では specific weight または unit weightで出てきます。
 まあ、読んで字の通りで単位体積あたりの重量ということになります。単位体積重量の場合の体積は見たとおりの体積、つまり かさ の体積です。少々のデコボコは気にしません。
 質量と重量の違いは重量は地球の引力がかかっていることで、本来は単位は力の単位 N・m-3とか kN/m3になることです。
 これを、真面目に解釈すると、
  体重について、体の質量が 70 kgとすると、重力の加速度は 9.8 m/s2として
  体の重量= 70 kg x 9.8 m/s2 = 686 kg m/s2、SI単位では 686 Nといったことになるわけです。
 ですが、これではややこしくて仕方がありません。少なくとも工学の分野では
 g/cm3 の gが重量の加速度を表しているものとして、密度とみかけ上は
 同じ単位として扱っています。
 いや、そうでもなくて論文などにするときはやはり N・m-3に翻訳しているようです。
 以前は力であることを表すのに 70 kgfという言い方をしていましたが、1999年10月に計量法で禁止
 ということになりました。
 こうすれば数値部分を比較すれば密度と同じとも言えるようです。

余計な話ですが、同じ質量の物体でも SI単位でいう力としての重量は地球の場所によって違います。
 地球が北極と南極を結ぶ軸を中心に回転しているため遠心力がかかり、赤道上では遠心力が最大になり、
 見かけ上の重力が最小になるのです。私たちがふだん、重力と呼んでいるのはこの見かけの重力です。
 北極でバネばかりで 70 kgある人が赤道上で同じはかりで計ると 240 gちょっと軽くなるはずです。
 北極では遠心力はかかりません。日本と赤道でも違うはずです。ちょっと計算してみようとしましたが、
 本来の重力は地球の中心に向いていて、遠心力は地球の回転軸と直角方向に働くので計算が大変です。
 概算で赤道上での遠心力は 3.4 cm/sec2、緯度 35°では 2.8 cm/sec2くらいと出たのですが、
 これと真の重力との合力を計算するのが面倒なのです。
 多分、何 gかは違うでしょう。とにかく見かけの重力は地球の中心方向でなく少し斜めになっています。
 トライしてみました。赤道上のシンガポールと日本では体重 70 kgだと 40 gくらい違うようです。
 実はバネばかりは各国の緯度に合わせて調整されています。緯度 何度用というのがあるわけです。
 天秤とか分銅を使ったはかりではこういう問題はないでしょうが。

比重と密度は似ているようで違い、比重の方は、ややこしくなってしまったので、多分、1999年10月に計量法
 が変わった後でしょうか、JISでも比重という言葉は使わないようになってきています。
 それまで比重計とか呼んでいたものがすべて密度計とかに書き換えられています。もちろん単位もです。
 密度でも温度は関係しますので、計測方法には必ず温度が示されています。

見かけ と かさ
 みかけ なのか見掛けなのか見かけなのか?悩ましいところです。まあ分かればいいとしましょう。
 どれも使われています。かさ は嵩と書くのは見かけません。
 比重にも密度にもそれぞれ、見かけ比重とかかさ密度といったものがあります。
 これがまたややこしいのです。こうした数字をよく使う人でもときに混乱するようです。私はもちろんです。

 密度とか比重は物体の重量や質量を体積で割って求めるもので、体積は容器に水を張って物体を入れてあふれた
 水の量から求められるわけですが、実はあふれた水の体積を量るのも大変なので、水中に入れたときの重量を
 計るという方法が取られます。空中で計ったより少なくなった分が体積ということになります。

 ここまではいいのですが、石ころ、砂利、とかいったものは実は内部に隙間とか空隙があります。ですから
 この方法で求められるのは見かけ密度です。空隙が外部に繋がっている場合でも奥の奥には水が入り込めません。
 小麦粉みたいな粉体、それに粒体という言葉があるかどうか知りませんが、小麦自体も似たものでしょう。
 小麦の粒は水に沈みますから比重は1より大きいわけで、だいたい 1.25〜1.45くらいのようです。
では小麦粉のかさ比重は? 店でパックされたものとカップなどに取ったものとでは違うでしょう。
 ネットで探すとカップで量った人がいて、200 mlで 105 gくらいだそうです。
 だいたい 0.5くらいというところでしょう。
 ですが、普通の工学の分野では内部の空隙はないものとして考えてとにかく、この方法で計って
 見かけ密度ということにします。厳密に真の密度に近いのを計るのであれば、水に入れたものをさらに
 密封して減圧して空気をしゃにむに引き抜いて水と入れ替える必要があります。
 実際、そういう計測方法があります。普通はそこまでやりませんが。必要もありませんから。

 ところが、アスファルト舗装みたいなアスファルトと砂利、石を混ぜたものでは、どうか、アスファルト舗装は
 だいたい 4%くらいの空気を含んでいます。
 排水性舗装のような水を透すように設計したものでは 20%以上にもなりますが。
 余計な話ですが空隙が無い方がいいというわけでもありません。
  空隙が無くなると車の重みがもろに掛かってアスファルトは横方向に逃げ出してわだち掘れになります。
  空気が緩衝の役目をしているわけです。
  ですからアスファルト舗装はやたらローラーで転圧すればいいというわけではありません。
  過転圧ということもあるのです。

 かさ密度の方は円柱とか計りやすい形に成形して外形を寸法で計って、体積を求めて重量を割って求めます。
 どうも、この方が素人目には見かけ密度に思えます。いや、玄人もときどき、いや、さいさい間違えます。
 どうも見かけ密度の方は見かけじゃない見かけ密度なのです。物体の外形の中の空気は除外していますから。
 
 みかけ密度では普通の密粒度のアスファルト舗装も雷おこしみたいな排水性舗装もあまり違いませんが、
 かさ密度になると、排水性舗装の方は 2割方小さくなります。
 
 見かけ と、 かさ、この違い、紛らわしさ、何とかならないかと思いますが、うまい言葉がないようです。
 英語だと、見かけは apparentで、かさは bulkですが、紛らわしさは同じです。
 とにかく、一般の生活で比重と考えているのは かさ比重の方でしょう。
今回はいつもと調子が違って、生半可に学術的なお知らせになってしまいました。
 ですが、これでネットに公開すれば、かなり大ヒットになりそうです。
 常識的な比重とか密度の値の表でもつければ間違いなしでしょう。

07/06/20 案の定、このページが他のメールマガジンとはかけ離れて見られるようになってきました。検索エンジンのデータベースにも収録されたようで、昨日は 54人が来ています。そうなると少し数値の方も頑張って入れて置かねば、責任を感じてしまいます。少し、ネットで調べたものを以下に示しておきます。だいたいは上の定義から言えば、かさ比重と考えていいでしょう。一番、感覚的に分かりやすいのはかさ比重ですから。コンクリートについては、無筋コンクリートでは 2.3ですが、鉄筋コンクリートの場合は鉄筋量でかなり違うはずで、2.5とか2.45、2.4などの数値が見られます。
 アスファルト混合物についてはコンクリートとあまり違いません。材料はセメントとアスファルトが違うほかは似たものですので、アスファルトの方がセメントより軽いのですが、アスファルト舗装では、硬い石を使うので比重も少し高いということがあって 2.35 - 2.4くらいになるようです。

この比重表は小口ドットコムにあったものを転載したものです。

記号元素名比重(20℃) 記号元素名比重(20℃)
英語日本語英語日本語
AgSilver10.49MnManganeseマンガン7.43
AlAluminiumアルミニウム2.70MoMolybdenumモリブデン10.22
AsArsenicひ素5.72NNitrogen窒素1.25×10-3
AuGold19.32NaSodiumナトリウム0.97
BBoronほう素2.34NiNickelニッケル8.90(25℃)
BaBariumバリウム3.50OOxygen酸素1.43×10-3
BeBerylliumベリリウム1.85PPhosphorusリン1.83
BiBismuthビスマス9.80PbLead11.36
BrBromine臭素3.12PdPalladiumパラジウム12.02
CCarbom炭素2.25PtPlatinum白金21.45
CaCalciumカルシウム1.55PuPlutoniumプルトニウム19.0〜19.7
CdCadmiumカドミウム8.65RaRadiumラジウム5.0
ClChlorine塩素3.21×10-3SSulfur硫黄2.07
CoCobaltコバルト8.85SbAntimonyアンチモン6.62
CrChromiumクロム7.19SiSiliconけい素2.33(25℃)
CuCopper8.95SnTinすず7.30
FFluorineふっ素1.70×10-3SrStrontiumストロンチウム2.60
FeIron7.87TaTantalumタンタル16.6
GeGermaniumゲルマニウム5.32(25℃)TeTelluriumテルル6.24
HHydrogen水素0.09×10-3ThThoriumトリウム11.66
HgMercury水銀13.55TiTitaniumチタン4.51
IIodineよう素4.94UUraniumウラン19.07
IrIridiumイリジウム22.50WTungstenタングステン19.3
KPotassiumカリウム0.86ZnZinc亜鉛7.13
MgMagnesiumマグネシウム1.74ZrZirconiumジルコニウム6.49

一般的な素材として大阪特殊自動車学校のサイトにあったものから上にないものを抜粋したのが下の表です。

物の種類比重
コンクリート2.3
2.0
1.9
れんが2.2

かし0.9
まつ0.5
すぎ、ひのき0.4

宮城県の経済商工観光部・産業立地推進課に岩石の比重表があります。
下に転載しておきました。

岩石種類別比重表
火成岩堆積岩変成岩
岩種比重岩種比重岩種比重
花こう岩2.5 - 2.8硬砂岩2.6 - 2.7片麻岩2.5 - 2.9
閃緑岩2.7 - 3.0砂岩2.2 - 2.7結晶片岩2.6 - 3.0
はんれい岩2.8 - 3.2けつ岩2.0 - 2.7大理石2.5 - 2.9
かんらん岩2.9 - 3.3粘板岩2.3 - 2.9角閃岩2.9 - 3.1
石英はん岩2.5 - 2.8れき岩2.1 - 2.7  
ひん岩2.6 - 3.0チャ− ト2.5 - 2.7  
輝緑岩2.7 - 3.2石灰岩2.5 - 2.7  
石英粗面岩2.4 - 2.8輝緑凝灰岩2.6 - 2.9  
安山岩2.2 - 2.9凝灰岩(第三期)1.8 - 2.6  
玄武岩2.7 - 3.2砂岩(第三期)1.2 - 2.6  
蛇紋岩2.8 - 3.1けつ岩(第三期)1.1 - 2.6  

石油製品の比重として(株)リョーワに掲載されているものを転載します。

石油製品の比重一覧表
分 類 名比 重
ガソリン(自動車用)0.73-0.76
ジェット燃料0.76-0.80
ケロシン(灯油)0.78-0.80
軽 油0.80-0.84
重 油0.83-0.96
潤滑油(軽質)0.82-0.91
潤滑油(重質)0.88-0.95
アスファルト1.02-1.06

08/01/20 最近、みつけたものも紹介しておきます。モルタルが入っています。砂の比重がどのくらいかで違うでしょうが。ネットでは 2.5というのも見かけました。まあ、モルタルは骨材の粒が小さいだけで基本的には無筋コンクリートと同じでしょう。セメント量が多いほど重くなると思いますが。

単位容積重量
物 の 種 類1m3当り重量(tf)物 の 種 類1m3当り重量(tf)
ローム1.611.4
普通土1.78.9
粘土1.77.7
1.7鋳鉄7.1
砂混じり砂利1.9アルミニューム2.7
砂利1.8鉄筋コンクリート2.4
固結した砂利2.0コンクリート2.3
軟岩2.1セメントモルタル2.1
中軟岩2.4瀝青材1.1
硬岩2.6かし0.9
中炭塊0.8すぎ0.4
中炭粉1.0ひのき0.4
コークス0.5きり0.3
(注)1.1〜10までは地山での単位重量。
   2.11〜13は見かけ単位重量。
   3.木材(23〜26)の重量は気乾重量。

中国の電力関係のサイトらしいので
http://www.powerproduct.com/handbook/dwhs3.asp
に常用材料の比重表がありました。読めないものもありますが、幅広く収録してあり、比較的、身近な材料の比重も出ています。これを書いてる間にリンク切れになってしまいました。そういうこともあろうか?と保存しておいたものを下に示しておきます。そのまま書き写すと文字化けになりますので加工しました。

常用材料重量与比重表
物 質重量1b/ft3比 重
琢石砌体  
花?岩,正長岩,片麻岩1652.3〜3.0
石灰岩,大理石1602.3〜2.8
砂岩,青石1402.1〜2.4
灰漿毛石砌体  
花?岩,正長岩,片麻岩1552.2〜2.8
石灰岩,大理石1502.2〜2.6
砂岩,青石1302.0〜2.2
干毛石砌体  
花?岩,正長岩,片麻岩1301.9〜2.3
石灰岩,大理石1251.9〜2.1
砂岩,青石1101.8〜1.9
磚砌体  
机制磚1402.2〜2.3
普通磚1201.8〜2.0
軟?磚1001.5〜1.7
混凝土砌体  
水泥,石,砂1402.2〜2.4
水泥,?渣等1301.9〜2.3
水泥,焦渣等1001.5〜1.7


物 質重量1b/ft3比 重
各種建筑材料  
炉灰,煤渣40〜45-
松散的硅酸?水泥90-
凝固的硅酸?水泥1832.7〜3.2
松散的石灰,石膏53〜64
凝固的灰漿1301.4〜1.9
Slags,bank shag67〜72
Slags,bank screenings98〜117
机碎渣(machine slag)95
水碎渣(slag sand)49〜55 
?掘土等  
干粘土63
可塑湿粘土110
干粘土和礫石100
松散的干土76
??的干土95
松散的湿土78
??的湿土96
流動性泥土108
??的泥土115


物 質重量1b/ft3比 重
石灰岩乱石80〜85
砂岩乱石90
頁岩乱石105
松散的干礫石砂90〜105
??的干礫石砂100〜120
湿礫石砂118〜120
水中?土  
砂或礫石60
砂或礫石和粘土65
粘土80
河泥90
土壤70
乱石堆65
?物  
石棉1532.1〜2.8
重晶石2814.50
玄武岩1842.7〜3.2
?礬土1592.55
硼砂1091.7〜1.8
白?1371.8〜2.6


物 質重量1b/ft3比 重
粘土,泥灰岩1371.8〜2.6
白云石1812.9
長石,正長石1592.5〜2.6
片麻岩,蛇紋石1592.4〜2.7
花?岩,正長岩1752.5〜3.1
閃緑岩,暗色岩1872.8〜3.2
石膏,雪花石膏1592.3〜2.8
角閃岩1873.0
石灰岩,大理石1652.5〜2.8
菱?土1873.0
?酸?岩,?灰石2003.2
斑岩1722.6〜2.9
天然浮石400.37〜0.90
石英,火石1652.5〜2.8
砂岩,青石1472.2〜2.5
油頁岩,頁岩1752.7〜2.9
?石,滑石1692.6〜2.8
采堆石  
玄武岩,花?岩,片麻岩96-
石灰岩,大理石,石英95-


物 ?重量1b/ft3比 重
砂岩82-
油頁岩92-
閃緑岩,角閃岩107 
瀝青物?  
石油瀝青811.1〜1.5
无烟煤971.4〜1.7
烟煤841.2〜1.5
褐煤781.1〜1.4
干的泥煤,泥炭470.65〜0.85
松木炭230.28〜0.44
橡木炭330.47〜0.57
焦炭751.0〜1.4
石墨1311.9〜2.3
石蝋560.87〜0.91
石油540.87
精制石油500.79〜0.82
?汽油460.73〜0.75
汽油420.66〜0.69
硬瀝青691.07〜1.15
瀝青焦油751.20


物 ?重量1b/ft3比 重
煤及焦炭堆  
无烟煤47〜58
烟煤,褐煤40〜54
泥煤,泥炭20〜26 
木炭10〜14
焦炭23〜32
金属、合金、?石  
?、鍛?1652.55〜2.75
?、軋黄銅5348.4〜8.7
青銅(7.9〜14%sn)5097.4〜8.9
?青銅4817.7
?、軋紅銅5568.8〜9.0
銅?石,黄銅?2624.1〜4.3
?、鍛金120519.25〜19..3
??、生?4507.2
熟?4857.6〜7.9
鏡?4687.5
硅?4376.7〜7.3
赤??3255.2
堆置的赤??160〜180-


物 ?重量1b/ft3比 重
松散的赤??130〜160-
褐??2373.6〜4.0
磁??3154.9〜5.2
?渣1722.5〜3.0
71011.37
方鉛?4657.3〜7.6
?合金1121.74〜1.83
?4757.2〜8.0
軟??2593.7〜4.6
水銀84913.6
蒙乃?合金5568.8〜9.0
?5658.9〜9.2
?、鍛白金133021.1〜21.5
?、鍛銀65610.4〜10.6
軋鋼4907.85
?、鍛錫4597.2〜7.5
錫石?4186.4〜7.0
?、軋?4406.9〜7.2
閃??2533.9〜4.2
各種固体  


物 質重量1b/ft3比 重
燕麦(散装)32 
大麦(散装)39 
玉米,黒(散装)48 
小麦(散装)48 
干草及稻草(?装)20 
棉花,?麻,大麻931.47〜1.50
脂肪580.90〜0.97
松散的面粉280.40〜0.50
??的面粉470.70〜0.80
普通玻璃1562.40〜2.60
平板玻璃或上等厚玻璃1612.45〜2.72
結晶玻璃1842.90〜3.00
皮革590.86〜1.02
?580.70〜1.15
堆置的馬鈴薯42-
生橡膠590.92〜0.96
橡膠制品941.0〜2.0
堆置的粒状?48-
硝石67-
淀粉961.53
サラダ油960.916〜0.922

 「米 単位重量」で検索してこのページがヒットしたようです。単位重量の意味があいまいですが、比重と考えると、お米をとぐときには米粒は水に沈みますから 1よりは大きいのは間違いありません。これが浮いたら洗うのが大変でしょう。ザルに入れて水を流しながら洗えますが、やったことありますけど、小さな虫などが混じったりしていると、除去するのは至難の業です。しかし、新米は水を多く含みますので古米よりは軽いはずです。またお米の品種によっても違うのだと思います。私の実用的な記憶で言えば、お米 1 kgは 7合、かさ単位体積重量は 1,000 g/(7 x 180 cm3)=0.8くらいで袋のまま水に入れれば浮くはずです。米の一合は約 150 g。舗装の骨材を扱った経験からの類推で空気の占める隙間の割合:空隙率は 25%程度でしょうから、米粒の比重は 0.8/(1-0.25)=1.3くらいでしょう。


物 質重量1b/ft3比 重
硫?1251.932.07
821.32
美国風干木材  
重量含水率:  
風干木材15〜20%  
新木材<50%  
白、紅杉木400.62〜0.65
白、紅杉木220.32〜0.38
栗木410.66
柏木300.48
道格拉斯云杉木320.51
東部冷杉250.40
白楡木450.72
?杉木290.42〜0.52
山核桃木490.74〜0.84
洋槐木460.73
硬槭木430.68
白槭木330.53
?木、栗木540.86
新伐?木590.95


物 質重量1b/ft3比 重
紅、黒?木410.65
白?木460.74
俄勒罔松320.51
紅松300.48
白松260.41
長叶黄松440.70
短叶黄松380.61
白楊300.48
加利福尼?紅木260.42
白,黒云杉270.40〜0.46
黒核桃木380.61
白核桃木260.41
各種液体  
100%乙醇490.79
40%?酸751.20
91%硝酸941.50
87%硫酸1121.80
66%?打鹸液1061.70
植物油580.91〜0.94


物 質重量1b/ft3比 重
?物油,潤滑油570.90〜0.93
水,4シC最大密度62.4281.0
水100シC59.8300.9584
冰水560.88〜0.92
新降雪水80.125
海水641.02〜1.03
气体  
空气,0シC,760mm0.080711.0
?0.04780.5920
二?化?0.12341.5291
一?化?0.07810.9673
照明用气体0.028〜0.0360.35〜0.45
天然气0.038〜0.0390.47〜0.48
?0.005590.0693
?0.07840.9714
?0.08921.1056

佐藤渡辺サイトの近況
 06年9月の月間の画像を含まないページビューでのヒット数は 505,136 431958と、先月から7万近く回復しました。40万台割れはなさそうです。なぜ、急に増えたかよくわかりません。学校関係の活動が盛んになると増えるのは確かですが、それだけでは無さそうです。Yahooから嫌われていたのが少し戻りつつあるような気がします。

松岡さんは、お気の毒でした。
 無くなっても、あまり同情的なコメントは聞かれず、ほんとに気の毒です。
 安倍さんも守ると見えて実は追い込んでいたのでは? ほんとに守るつもりなら、もう少しやり方があったでしょうに。強権的なやり方では少なくとも閣僚級には釘をさして置くべきだったでしょう。そうでなければ、友人として引け時を教えるべきだったでしょう。安倍政権はいつぞや、中川さんが閣議で起立云々といったことがありましたが、家庭的といいうか重しが効いていなくて各人、自由にものを言っているようです。そこを無理矢理、安倍カラーを押しだそうと頑張ってる雰囲気です。
 社会保険庁、年金問題は何も安倍さんのせいではないでしょうに。歴代の内閣で積もり積もったものが、今、明るみに出てきただけでしょう。

家の話
 雑草との戦いは大変になってきました。今、食べられるのは二株植えたレタス、葉っぱの赤いやつです。これを毎日、周りから二枚ばかり葉っぱを欠いでキャベツ、人参のサラダに添えています。株の大きさはいつも同じくらいです。ゴーヤはまだ雌花がつきません。そのうち何とかなるでしょう。五月に山形の方でサヤエンドウの苗を買って植えましたが
これは、あちらとは気候が違うのでダメです。うちあたりでは 2月、3月に種をまかないと、種は家内が買ってあったのですが、行方不明で撒き時を失いました。最近、冷蔵庫の中に見つけました。

07/06/09発行 167部 先月-1部

毎回、4、5通が宛先不明で戻ってきます。三回連続で不着になったらリストから削除しています。2、3を削除しますが、だいたい同じくらいの新規申し込みがあって、同じくらいの発行部数になっています。

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