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コモロ(Comoros) .km

首都 モロニ (2 万) (Moroni)
 国際電話番号 269

 アフリカ南東方, Mozambique 海峡北部のコモロ諸島よりなる国ですが、 Mayotte 島はまだ、フランス領になっています。領有を主張しているということです。 公式名 コモロ-イスラム連邦共和国。国土面積 2,235 km2。人口 798,000(2005推定)。アフリカ系とアラブ系, マレー系, インド系などの混血が大半です。 公用語: Arabic、Frenchのほか、Shikomorと呼ばれるコモロ語。宗教: イスラム教がほとんど。通貨:コモロ・フラン franc。 1975 年フランスから独立しました。
 最初に住んでいたのはポリネシア人とメラネシア人、マレー人、インドネシア人だったと言われています。コモロ諸島は何世紀にもわたって、アフリカ海岸や、ペルシャ湾、インドネシア、それにマダガスカルなどからの侵攻を受けてきました。1505年にポルトガルの探検隊がここを発見し、同じ頃、アラブからの移民がイスラム教を持ち込みました。1841年にフランスが主な島々の支配権を確立し1912年までマダガスカル総督の支配下におきました。スエズ運河ができるまでは、ここはヨーロッパとインド洋の間の重要な停泊地でした。人種構成が多岐にわたっていて複雑な文化になっているようです。一番よく使われている言語はコモロ語ですが、これは一番近いアフリカのスワヒリ語にアラビア語が混ざったものだそうです。島によって方言があり、Anjouan島ではShindzuaniと呼ばれ、Moheli島ではShimwali、Mayotte島では Shimaore、Grande Comore島では Shingazidjaと呼ばれるそうです。これらの島の名前はフランス人の命名のようですが、スワヒリ語みたいなンで始まる名前が別にあります。
 1975年に独立してからのことですが、クーデターが失敗を含めると19回もあり、極めて不安定で、いくつかの島は独立を企て、今は2001年12月に制定された憲法により、各島で大統領を選挙して大統領連合国みたいになっているようです。文字については英語系とアラビア語のアルファベットとが混在しているようです。
 コモロの国名の由来ですが、古代ギリシャで伝説の地にオレ・セレナイエ Ore selenaie「月の山」というのがあったそうですが、アラブ人がそれを見つけたと思って同じ意味の ジェベル djebel(山)とエル・コムル el komr(月)と名付け、そのコムルの部分をとったもので「月」という意味のようです。
 2008/1/23 首都のモロニの由来を探して来た人がいましたが、よくわかりません。Webster辞書によると Moroniは 4世紀に北アメリカに現れたモルモン教の予言者の名前だとモルモン教の人は主張しているそうです。Moroniは Mormonの息子のようです。しかし、コモロにモルモン教徒がいるということはなさそうです。
 国旗はイスラム教で神聖な色とされている緑色に、イスラム教のシンボルである月と星が配置されており、4つの星はコモロ群島を形成する、Mwali、Njazidja、Nzwani、Mayotteの主要4島を表現しています。現在の国旗は新憲法制定と同時に制定されたものです。
 コモロの文化に関しては、佐納康治というの大学の先生の旅行記があるので紹介しておきます。コンピュータとか情報の教授のようですが、世界中、旅をされています。
アフリカの地図

↓コモロの地図